私は人見知りの性格もあって、ビジネス上は特に
付き合う人を選んでいます。
ではどんな基準で付き合う・付き合わないを
判断しているのか自分なりに考えてみると、
自分に合う・合わないは二の次だと気付きました。
自分に合うか合わないかというのは、
一度付き合ってみないとわからないもの。
そもそも付き合い始める人はどんな人なのか?
私はネガティブ発言をする人とは付き合いません。
何を言っても「マイナスの意見」で返す人がいますが、
これでは私までマイナスになりそうで嫌なのです。
例えば「できない」とすぐ言う人。
いやいや、「できない」と言う前に
「できる方法」を考えるべきでしょう。
それが仕事なのですから。
ネガティブ思考からポジティブ思考へ
私はできるビジネスパーソンにネガティブ思考の人は
いないと経験上思いますし、そう信じています。
ではネガティブな考え方を排除するにはどうすればいいのか?
逆説的ですが、ネガティブ発言をやめれば
自然にネガティブ思考はなくなります。
普通に考えると、ネガティブ思考だから発言も
ネガティブなのだと思いがちですが・・・
発言をやめるだけで間違いなく思考も変わります。
「できない」と言ってしまう人は、
言わなくするだけで「できる方法」を考えます。
何せ「できない」と言わないのですから、
次に発言する言葉は自然と
できることでなければならないのです。
「言葉に気を付ける」ということはなにも
「できない」という言葉に限ったことではありません。
「お客様」のことを会社内で「客」と言っている人は
意識していなくても、本当の意味での「お客様」
とは思えていないはずです。
優秀な営業マンは「今月はどうやって数字を作ろうかな」と言います。
売上というのは自分から「作る」ものであって、
人から与えられるものではないという考え方からこの言葉を使うのです。
ビジネスに対する考え方は全て言葉に出る。
逆に言えば、言葉を正しく使うことができれば
考え方も正しくできるとも言えます。