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書評

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート

書籍名2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
著者長谷川和廣
出版社かんき出版
価格1,365円(税込)

こんにちは。久保憂希也です。
今回から皆さんにぜひお薦めしたい本を紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する本は、国際的なビジネスコンサルタントとして活躍されている長谷川和廣さんの 『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート 仕事に大切な「気づきメモ」』です。

ビジネスの本質を知る一冊

「ウサギとカメが競争することになりました。法律違反せずにカメがウサギに勝つ方法を考えてください」 この問いに、あなたならどんな回答をしますか?

これは私が以前セミナーで、皆さんにした質問です。実はこの本から引用させていただきました。

今日ご紹介する本は長谷川和廣さんの『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート 仕事に大切な「気づきメモ」』です。この本は著者が27歳から記し続けてきた気づきを書き込んだノート「おやっとノート」が元になっており、短いコラムが数多く掲載されています。

本書を読むと「できない理由はいくらでも思いつく。上司の方も織り込み済み。だからこそ、無理を承知で引き受ける人材を頼もしく思う!」このように著者自身が当事者として実際に感じた具体性がある言葉、 「ビジネスマンの頭でカメがウサギに勝つ方法を考えなさい」のようにビジネスをするうえでの普遍的な考え方を知ることができます。

また、彼の経験に起因するのでしょうが、いろんな立場での気付きが書かれている点も見過ごせません。 このノートを作成した20年の間に経験した立場、外部の視点、上司の視点、さらにはあるべき部下像。

著者が20年間の間にそれぞれ当事者の立場になった時、その成功、失敗から学んだ言葉が紡ぎ出されています。 コラム1つ1つは短いながらも全てに汎用性があり、ビジネスの本質を教えてくれます。 1冊の本でビジネスマンとして必要な考え方までが学べるこの本はまさに良書です。

題名からするに社長向けの本のように思えますが、 実はビジネスマンであれば誰でも肚に落ちる内容になっています。

さて、先ほどだした質問の解答ですが、あえてここではご紹介は致しません。 自らの頭で考えてみてからぜひ本をお読みください。

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