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書籍名 | 「戦う自分」をつくる13の成功戦略 |
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著者 | ジョン・C. マクスウェル |
出版社 | 三笠書房 |
価格 | 1,470円(税込) |
こんにちは。久保憂希也です。
今日ご紹介する一冊は、ジョン・C. マクスウェル著『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』です。
タイトルには「成功戦略」とありますが、私がこの本に持つイメージは少し違っています。
「成功」でもなく「戦略」でもない。「自分を律する」というイメージです。
自分は何をすべきなのか?
「二つの道があったら困難な道を選べ」「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
これは私のデスク横の張り紙の一部です。内容や出典は様々ですが、自分を律することを目的に張り始めました。
経営コンサルタントという職業は、企業の現状を正確に把握し、本来の「あるべき姿」との乖離差を埋めるお手伝いをします。「現状はこうなっているが、経営者とはこうあるべき」、「この事業はこうあるべき」。経営者に「あるべき姿」を語ることも大切な仕事の一つです。
職業上、自分自身の「現状」と「あるべき姿」、そして「現状とあるべき姿の乖離差」も比較的容易にわかります。しかし、だからと言って常に自分自身が「あるべき姿」に向かって進んでいけるというわけでもありません。モチベーションが落ちたり、気が緩んで、ついつい楽な方へ、楽な方へとながされてしまうこともあります。
皆さんにもビジネスをしていくと、「あるべき姿」がわからなくなってしまう時もあると思います。
自分の進むべき方向、ベクトルがぼやけて迷っている時、 この本は暗闇に射す一筋の光のように、あなたに本来の「あるべき姿」を灯してくれます。
「自分は何をすべきなのか?」「どこへ向かいたいのか?」
モチベーションが落ちてしまったり、動き出す最初の一歩のタイミングがつかめないと悩んでいる時、 自分自身のベクトル修正に役立つ一冊です。ぜひご覧ください。