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書籍名 | 人の10倍の「仕事量」をこなす技術 |
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著者 | 五十棲剛史 |
出版社 | PHP研究所 |
価格 | 798円(税込) |
まずはこの項目をご覧ください。
1. ビジネスメールは常にチェック、即返信が基本だ
2. ミーティングや商談の後には報告書や議事録を作成して先方へ送るのがマナーだ
3. 上司から頼られており、何かと仕事を頼まれることが多い
これは今日ご紹介する本『トップコンサルタントが教える「人の10倍の仕事量」をこなす技術』の中からピックアップした問題です。貴方はこの中でいくつ当てはまりますか?
私がこの本で一番素晴らしいと思う点は「選択と集中」という考え方です。 成果を出すためには、成果を生まない行為は徹底的に削っていくことが必要です。
その仕事は何のためにやっているのか?
著者である五十棲さんが実際に行っている「選択と集中」の例として「メールアドレス」が挙げられます。
彼は成果を出すには「メールは非効率だ」と判断し、名刺に「メールアドレス」を記載するのをやめたのだというのです。
毎日「忙しい」と思っているビジネスマンのみなさん、 実はあなたが今している仕事の多くは「成果につながらない、やるべきでない仕事」なのかもしれません。他にもっと効率的な方法があるのかもしれません。
ちなみに、文頭に出題した項目は、 「いつも忙しいのに、生産性が上がらない人」チェックの一部です。この項目に当てはまる人は仕事の改善の余地があると書かれています。
仕事のやり方、ビジネスには正解などありません。 しかし、自分がいま、当たり前のようにやっていること、やっている手段は本当に成果に結びついているのか?その仕事は何のためにやっているのか?を本気で考えることが大切です。
一度立ち止まって考えるために、ぜひご覧ください。