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書評

折れない心

書籍名折れない心
著者野村忠宏
出版社学習研究社
価格777円(税込)

逆境を笑え。

書籍名逆境を笑え。
著者東国原英夫
出版社イースト・プレス
価格1,365円(税込)

『心が折れそう』ストレスの多いビジネスパーソンから聞こえてきそうな言葉です。

ビジネスをしていると、時に自分の力ではどうしようもない出来事、予想を超える悪い事態が起こることは多々あります。その時に、いかにして気持ちを保っていくのか?今回は『折れない心』をテーマにした2冊をご紹介致します。

『心はいつも折れかかっている。』 これは柔道のオリンピック金メダリスト、野村忠宏氏の著書の冒頭に書かれている一文です。野村氏は、自分自身が小心者であり、不安でいっぱいになる。しかし、だからこそ心が折れないために、日々の練習を積み重ねていると言っています。

『逆境を笑え。』の著者 東国原英夫氏はどんなピンチが起こっても自分を客観視し、笑い飛ばし、乗り越えていく。だから心が折れることはないと言っています。

「いつも心が折れかかっている」という野村氏。どんな逆境も楽しんでいるからこそ「心が折れない」という東国原氏。全く違う様に見えるこの2人に共通する点が2つあります。

・常に成果を残すことへ執着し続ける
・自分をさらけ出し、ストレスと闘っている 

という点です。

野村氏はオリンピック3連覇の金メダリストとして、対して東国原氏は県知事として、常に結果を出し続けることを求められる環境に自分をおき、日々ストレスと闘い続けています。

2人の『折れない心』は心が折れそうになる環境に自分をさらすこと、そしてどうしたら自分は心が折れないのか?折れそうになった時にどうするべきか?試行錯誤していく中で初めて作られたものです。

厳しいことを言えば、日々をのうのうと暮らしているうちは「折れない心」など手に入れることはできないのです。

今回ご紹介したこの2冊は「折れない心」というテーマに関して全く違う視点から書かれています。「心が折れそう」そう思っているビジネスパーソンに是非読んで頂きたい本です。

『折れない心』は一度折れかけなければ作れない。

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